GameReport <観戦記>

2009年4月25日(土)大阪教育大学戦 @EXPO

TRIDENTSの初戦は、課題の残る勝利という印象であった。

近年、阪大は二部リーグの下位と三部で低迷していたため、選手たちとしては初めて追われる立場からスタートするシーズンとなった。その初戦、春とはいえ昨年度二部優勝チームがどういう試合をするであろうかと期待も込めて試合を見させてもらった。

【第1Q】

大教戦

降りしきる雨の中、試合は阪大のkickから開始された。昨年度、一回生ながら高いkick力でエースkickerとなった#32鈴木が60ydsを越すキックにより大教大オフェンスは自陣深くからスタートした。  1stシリーズ、阪大ディフェンスはLBの動きが硬く、押しに押された。大教大オフェンスのダイブプレーを止めることが出来ずに、50yds余りのドライブを許しF.G.を狙うことが出来るゾーンへの侵入を許していた。先制点を許してしまうかと思いきや、ここでQBがランプレーでファンブル。これを阪大ディフェンスがリカバーし、どうにか得点を防いだ形となった。

阪大オフェンスはブリッツを多用してくる大教大に対し、オープンのランを中心に着々とドライブを進めていった。しかし、ここでQB#9谷村もボールファンブルし、そのままパントを選択した。

【第2Q】

大教戦

大教オフェンスから始まった第2Qでは、阪大ディフェンスは早くも対応し、きっちりと3回で止めてくれた。しかしながら、その後のオフェンスではまたもボールファンブルにより攻撃の芽がつぶれる。

大教大もファンブルを重ね、互いに自滅により攻撃が機能できない状況になり、雨の影響が強い試合となった。

それでも、前半最後にエースRB#4 木村の力強いオフタックルへのランによりロングゲインし、レッドゾーンまで攻め込んだ。このゴール前で、またもやQB#9谷村のピッチミスにより、ファンブルリカバーされ敵陣ゴール前で攻守交替する非常に痛い結果となり、《0−0》で試合を折り返した。

【第3Q】

後半はDL#49 村上の好リターンにより、フィールド中央からオフェンスが始まった。

大教戦

前半に続き、大教大ディフェンスはブリッツを多用し、DBもがつがつとランに上がってくる攻めたディフェンスをしいてきた。これに対し、パスを通しておきたい阪大オフェンスであったが、雨中のボールハンドリングミスと敵のブリッツにより、中々パスを試投することが出来ずにいた。オフェンスの歯車が合わず、やきもきさせる試合展開の中、阪大ディフェンスはDL#97 大家のナイスタックルなどにより大教大オフェンスのドライブを許さず、安定したディフェンスを見せた。

均衡状態のまま第3Qも終わりに近づいてきたところ、RB#4 木村、QB#9 谷村のランにより、敵陣深くに攻め込む。そして最後はRB#17 森山のオフタックルへのランによりようやく今シーズン初のタッチダウンを決めた!

《阪大7−0大教大》

【第4Q】

大教大のプレーアクションからのパスにより、あわやタッチダウンかとも思われるようなパスが通るとこであったが、レシーバーがこれをキャッチミス。危うい場面も見せていたがランプレーをきっちりと止め、試合開始時の不安さを感じさせなかった。

大教戦

早めに追加点が欲しい阪大のオフェンス。OLのナイスブロックにより、RB#29 井上がロングゲインし、敵陣レッドゾーン近くまで攻め込んだ。そこからランでゴリ押ししていき、またしてもRB#17 森山がランにより中央突破、2つ目のタッチダウンを獲得した!

《阪大14−0大教大》

その後、阪大ディフェンスは安定して大教大オフェンスを3回の攻撃で止めた。だが、阪大オフェンスはボールハンドリングミスを重ねいまいちリズムに乗れないでいた。  最後に大教大のパントリターンでボールをファンブルし、敵陣から阪大のオフェンス。これをF.G.K.に持ち込んだが、失敗。そのまま試合終了となった。

大教戦

《最終スコア 阪大14−0大教大》

スコアを見てみれば、完勝と言ってもいいかもしれない。しかし、選手達にとっては決して満足のいく内容ではなかったのではないだろうか。
次戦は昨年度秋リーグ戦で雌雄を決した京都産業大学との試合である。相手も並々ならぬ気迫で望んでくるであろう。昨年度も非常におもしろいゲームを繰り広げた相手であるため、楽しみにしている。

<執筆 "さ">