GameReport <観戦記>

2009年9月12日(土)摂南大学戦 @王子スタジアム

摂南戦

一部リーグを目指すチームたる格の違いを見せつける大勝で初戦を飾った! 当日は昼ごろからひどい雨に見舞われており、雨中で第二試合を行っていた大阪学院大学、和歌山大学の試合はファンブルの連続でターンオーバーが繰り返される荒れた試合になっていた。そして雨がやむ間もなく大阪大学の試合は開始されたが、前試合の悪い流れを引っ張ることなく終始何の心配もいらない試合運びであった。

【第1Q】

摂南戦

試合直前のハドルでは主将杉本が力強い檄を飛ばしチームはいい感じに集中し、全員気合いの入った顔つきになっていた。  試合開始早々、摂南大学はKick offから仕掛けてきた。ノーマルな体型からいきなりオンサイドキックを蹴られ、阪大リターンチームは完全に虚をつかれた形となった。しかしボールは勢いが強くそのままサイドラインを割る。追われる立場というのは何をやってくるかわからないというのをいきなり実感させられる場面であった。見ている側としても大分ひやっとしたが、そんな不安な思いもすぐに取り払ってくれた。開始2プレー目でRB#17 森山がオープンのランプレーからサイドライン際を駆け上がり、追いすがってくる相手SFをトップスピードで振り切ってタッチダウンを奪い去った!

≪阪大 7-0 摂南大≫

摂南戦

対して摂南大学オフェンスは雨に手こずっているようでありショットガンのスナップでファンブルを重ね、全くゲインすることが出来ないでいた。この間に追加点を挙げて欲しいところだったが連続でパス失敗し攻めきれていなかった。

【第2Q】

摂南戦

このクォーターでは雨にも関わらず阪大パスチームがポイントポイントでとても心強い活躍を見せた。どんどん前がかってくる摂南大ディフェンスの隙を付き、阪大オフェンスはプレイアクションからの大外のWRのポストを選択。CBを抜き去りSFの奥まで抜けたWR#88 川本へとQB#2 吉田がジャストボールを投げた。川本はこれをしっかりと受け止め一気にエンドゾーンへ。56ydsのタッチダウンパスが成功した!!

≪阪大 14-0 摂南大≫

摂南戦

ベンチも観客席もより一層盛り上がり、チームは勢い付いた。
 阪大ディフェンスは第2Qに入り、セットバック体型に変わった摂南大に多少のゲインを許していたが、SF#42 河本などがきっちりとタックルを決めドライブは一切させていなかった。パントカバーでは相手パンターが蹴ったボールが味方に当たる場面が見られたが、RET#22 神田の素早いカバーリングにより事なきを得ていた。続く阪大オフェンスのシリーズでは敵陣20ydsまで攻め込んだところで、エンドゾーン内でガラ空きになったWR#1 丸岡へとパスが成功。本日3本目のタッチダウンが決ま った。

≪阪大 21-0 摂南大≫

春シーズンはパスチームの出来如何が問われることが多かったため、このクォーターでは彼らの成長を見ることが出来、うれしいクォーターだった。

【第3Q】

摂南戦

後半に入っても阪大の勢いは止まらない。阪大オフェンスは後半1プレー目でオプションプレーを選択。ピッチを受けたRB#4 木村は敵に触れられることなくエンドゾーンへ走りこみタッチダウンを決めた。続くTry For PointではH#83 山本がWB#7 羽黒へとパスを通し、2point conversionを成功させる。

≪阪大 29-0 摂南大≫


摂南戦

阪大ディフェンスは後半開始から大半の選手を交代させていった。メンツが変わったことにより、このクォーターでは打って変って攻め込まれることが増えていった。DL#96 田中が相手Cを押しのけ中央のランプレーを一人で止めることも度々見られたものの、2枚目の選手とはいえ入れ替え戦までの長いシーズンを見据えている以上、このレベルの相手ではきっちりと止めれるようもっと成長を期待したい。第3Qではそのままスコアは変わることなく最終クォーターを迎えた。

【第4Q】

阪大オフェンスも数人選手交代が見られたが、流れは変わることが無かった。オフェンス二枚看板のTB木村、森山の2人が安定してランプレーを出していき、最後には木村のスイープからのリバースプレーでWR川本が自身2本目のタッチダウンを決めた。

≪阪大 36−0 摂南大≫

結局阪大ディフェンスはドライブを許すようになったものの、得点はさせず摂南大を完封し試合は終了した。

摂南戦

昨年度ブロック優勝を成し遂げたことにより、二部リーグへと昇格したそのときから掲げられてきた「一部昇格」という目標は、より鮮明により現実味を持ったものになった。それだけに昇格したてのチームが相手とは言え、この初戦では選手達へと圧し掛かるプレッシャーもまた大きかったのではないだろうかと思う。しかし、余計な気負いなど感じさせる間もなく立ち上がりから早々にタッチダウンを奪う姿に、やはり今年こそは目標を果たしてくれるだろうと確認することができた。このまま強いTRIDENTSを見せ続けてもらいたい。

 

<執筆 "さ">

 

摂南大学戦 動画