GameReport <観戦記 〜軌跡〜>

2008年11月08日(土)桃山学院大学戦 @EXPO

トライデンツの最終戦はハラハラドキドキの展開だったが、念願のブロック優勝を果たした試合となった。

【第1Q】

雨の試合となったリーグ最終戦、雨にもかかわらずスタンドからは多くのOB・ファンの方が見守る中、試合は大阪大学のリターンで始まった。今シーズンここまで何度もビッグリターンを見せている#26重良選手がまたもや好リターンをみせ、敵陣35yds付近からのオフェンスとなった。

注目のオフェンスはファーストプレイでRB#4木村選手がまさかのファンブル、ここまでTDを重さね活躍しているだけにイージーなミスは無くして行って欲しいところだ。

自ら流れを相手に渡してしまい、桃山大学にランやギャンブルプレイでドライブを許してしまった阪大だったが、ここはディフェンスが粘りを見せる。ゴール前へのパスをDB#3神田選手がインターセプト、攻守交替とする。続くオフェンスはなかなかゲイン出来無かったが、再び回ってきたディフェンスではDL陣が奮闘しランを止める、オープンへ走ったQBへDL#60山尾選手のタックルミスもあったが三本で止めた。

好ボールポジションで回ってきたオフェンスはインサイドのランは止められるも、先ほどファンブルをしたRB#4木村選手が汚名返上とばかりにオープンを走り、そのままTD!その後のTFPは外してしまうも、阪大が先制した。

【阪大 6-0 桃山】

1Q残り 4:00 桃山のリターンによって自陣40ydsまで戻され、ディフェンスはまたもや苦しい状況を課せられてしまう。DL#60山尾選手のナイスタックルなど出るも、要所ゝでパスを決められフレッシュされていく。最後エンドゾーン手前でのパスは何とかとめるもFGは決められてしまった。

【阪大 6-3 桃山】

【第2Q】

続く自陣35ydsからとなったオフェンスはインサイドのランが出るようになってきた、インサイドのランやQBキープでドライブを続け、敵陣に侵入ここでフリーフリッカーを使うが失敗に終わる。しかしオフェンスはここでは終わらなかった。WR#88川本選手へのパスを通し、QB#17森山選手のキープランで敵陣12ydsへここで、再びRB#4木村選手がリバースプレイで左のオープンを走りきりTDを決めた。

【阪大 13-3 桃山】

2Q残り6:30

阪大のキックオフはカバーチームが敵陣奥深くでタックルし、ディフェンスへ。これをディフェンスが三本で止め、敵陣30ydsでオフェンスに回した。オフェンスはインサイドのプレイが良く出て、時間を使いながら敵陣の10ydsまでドライブした。しかし、このシリーズはTDまでいけず、残り1秒でFGトライ。しかしこのFGを外してしまう。突き放すチャンスだったのだが、シーズンここまであまり調子のよくないFGがここで出てしまった。ここで前半終了。後半へ向け、少し心配の残る終わり方となってしまった。

【第3Q】

後半開始のキックオフは先ほどのFGの失敗を引きずってか、キックされたボールがOBとなってしまい蹴り直し、敵陣の35ydsからのディフェンスとなった。この頃になるとEXPOの雨も小降りになってきた。今日のディフェンスはランへの集まりがいいが、所々でパスを決められてしまい、それがロングゲインとなって自陣の30ydsまでドライブされてしまう。続くランはとめるもまたもやゴール前までのロングパスを決められてしまい、ゴール前1ydsからRBに飛び込まれ追撃を許してしまう

【阪大 13-10 桃山】

自陣20ydsからとなったオフェンスは焦りもあってかオプションのピッチミスやQBサックもされフレッシュできずに終わる。今日の試合は特にバックスのミスが目立っていた。ハーフラインからのデイフェンスはまたもやWR#17へ続けざまにパスを通されるとまたもや自陣の深くまでドライブされる。その後、その勢いのままTDまで持っていかれ逆転を許してしまう。

【阪大 13-17 桃山】

スタンドからは落胆の声も聞こえたが、時間はまだまだ残された3Q 残り2:30。ここで重良選手の好リターンと相手の反則もあり敵陣の40yds付近からのオフェンスとなる。この絶好の機会をオフェンスがモノにした!#2小木曽選手のインサイドのランでゲインしたあと、WR#88川本選手へ25ydsのパスがヒット、その勢いを止める事なく敵陣10ydsからQB#11吉田選手が持ち込みTD。再度逆転し勝利を引き寄せた。

【阪大 20-17 桃山】

【第4Q】

こうなるとオフェンス、ディフェンス、キッキング共に勢いが出てくる。敵陣深く蹴りこまれたキックをカバーチームが止めディフェンスへ、敵陣深くからのディフェンスはDL#97大家選手のパスカットDL#60山尾選手の5ydsのロスタックルとなったQBサックもあり敵陣1ydsからのパントへと追い込む。そのパントを#4木村選手がナイスリターンを見せ、敵陣の5ydsまで持ち込んだ。これにオフェンスが応えないわけがない4Q最初のプレイでRB#4木村選手が右のオープンを持ち込み今季13個目となるTD。一気に桃山大を突き放した。

【阪大 27-17 桃山】

ここからはディフェンスのサインも当たりLB#5加藤選手がQBサック、オープンのランへの集まりも良く、パスもカットもありで3本で止めた。これを受けたオフェンスはオープンのらんにパスと心地よく決まっていったが、ここで反則発生1st20ydsとなってしまった。が、しかし今年のオフェンスは本当に逆境に強いところを見せてくれる。またもや#1丸岡選手にパスが通り敵陣の35ydsまでドライブした。その後はQB#17森山選手のキープランやFBのランでジリジリドライブすると敵陣15ydsからのプレイアクションパスはエンドゾーンへ走りこんだTE#12松岡選手のポケットにきれいに収まりTD。追加点を加えた。

【阪大 34-17 桃山】

その後はディフェンスも好調をキープする。ランオフェンスはことごとく止め、パスに対しても早い集まりでロングゲインを許さない、だんだんとドライブはされてしまったもののしかし、ここでディフェンスリーダーのLB#8郡山選手が魅せる5ydsロスのQBサック。敵のギャンブルも失敗し、攻守交替となる。最後に回ってきたオフェンスは止められてしまうものの、試合残り時間1:30 ディフェンスがしっかりと粘りを見せ桃山大学の最後のオフェンスをとめ、そのまま試合終了となった。

その後の試合で京産大が学院大に勝利してしまった為、同率とはなったものの結果として7年ぶりのブロック優勝を果たした

今日の試合は所々でミスが出たものの、オフェンス・ディフェンス・キッキングがそれぞれカバーし合い、自分たちの力で勝利を引き寄せた試合だった。

次節は11/15(土)場所は同じEXPOにて再び京産大と入れ替え戦出場校決定戦が行われる。前回の対戦ではリードしながら、相手の底力を見せつけられる試合となった。準備の期間は短いが、チーム一丸となって勝利を収め、11/30の東海代表との試合に進んで欲しい。

<執筆 スタンドより”い”>